観月コンサートでは、琴の演奏も行われていました。
舞台は、大覚寺の寝殿で、庭の石庭に椅子が並べられていました。
大覚寺のホームページに
「観月の夕べ 」が次のように紹介されています。
平安時代初期に嵯峨天皇は、嵯峨野に離宮嵯峨院(現在の大覚寺)を造営されました。
その際、唐(現在の中国)の洞庭湖をモデルに、「庭湖」と呼ばれる
日本最古の人工池(林泉)のある庭園をつくられました。
周辺の山の高さ、木々の配置など、池を取り巻く背景が、
まるで観月のために用意されているかの様に絶妙な調和を創り上げています。
旧暦の8月15日が中秋の名月にあたり、大沢池を中心に「観月の夕べ」が催されます。
「観月の夕べ」は9世紀初め嵯峨天皇が大沢池に船を浮かべて文化人と共に遊ばれた
ことが始まりだと言われています。期間中は古式にのっとり大陸風の龍頭舟、鷁首舟を浮べ、
お茶席が設けられ、琴を奏で、平安の王朝絵巻さながらに優雅なひとときが繰り広げられます。
The Kangetsu-e ceremony at Kyoto Sagano Daikaku-ji Temple .
Osawa-no-ike is the oldest artificial pond in Japan. Under the Sagano moonlight, it is a beautiful sight to behold.
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